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歯医者でPCR検査!! 早とちりです

皆さまこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

 

海外にいる友人に言わせれば、日本人は真面目だとのこと、けっこう強制されてもマスクしない人も

海外では珍しくないんだとか。真面目な日本人。ここに今後も期待しています。

 

・・さて、PCR検査、というともう過剰反応してしまう今日このごろ。

どうもあまり知られていないようなので、ここで一応、書いておきます。

 

① PCR検査(新型コロナウィルスの検査)は、歯科医院ではできません。決められた施設で、場合によっては、研修を受けた歯科医が、することもあるかどうか、そんな程度です。正式にはProtein Chain Reaction検査、

歯医者は習っているのかというご質問に対しては、基礎(生化学)で習い、国家試験の範囲でもあります。

でも、虫歯や歯周病ほどは、どの歯科医も詳しくないのではないでしょうか。

 

② PCR検査(Plaque Control Record プラーク コントロール レコード)は、歯科医院では当たり前のようにやっています。これは、歯垢がどの程度ついているかの検査(チェック程度)です。どの歯のどの面についているか、それを歯科医師や歯科衛生士が記録することで、歯磨きの上手下手を判定するのです。

コツは、歯頚部(歯の根元と歯茎の境目)にプラークがついているかを見ないと意味がない、てところです。

 

 

・・・・・なるほど、と目からウロコのかたも多いのではないでしょうか。例えば 「歯科 PCR検査」などと検索すると、かなりの歯科医院でHPなど記載が多くPCR検査をやっているような錯覚にとらわれますが、それは②のPCRのことなのです。

歯科医院からすれば、PCRといったら、②に決まっているので、いちいち説明しないのでしょう。

 

もっと細かく申しますと、歯石を取るというのは歯周病の治療ですが、PCRの結果が悪すぎると、歯石をとる前に、歯磨き指導をするのが厳密には正しいのです。なぜなら、歯石をいくらとっても、磨けていなければイタチごっこで意味がないからです。

そんな考えの流派もあれば、モチベーションがつけばオッケイという考えもあり、考え方はひとつではありません。

にしても共通しているのは、決してコロナの検査、①のほうではない、ということです。

 

ちゃんとこれを書いている記載をあまりみないので、一応、老婆心ながら、かかせていただきました。

では、みなさん、ごきげんよう!

 

備えあれば・・・

皆さまこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

さて、新型コロナウィルス肺炎が猛威をふるっていますね。一日も早く終息してほしい限りです。

 

・・・歯科医院では、スタンダード・プレコーションといって、患者さんが感染症にかかっているかかっていない、分からないにかかわらず、すべての方に対しての標準予防策をしています。そう学校で習うのです。

具体的には・・・

・マメに(患者さんごとはもちろん、処置ごとに)手を洗う。

・マメに手袋を捨てて変える。

当院では、特にドンドン使ってドンドン捨てろと、全スタッフに指導しています。

そんなところはケチるところではありません。ドンドン捨てれば捨てるほど偉い、みたいに話しています。

衛生的にはもちろん、患者さんの気持ちをかんがえれば、当たり前です。

 

中には、経営者が経費削減のため、このマスク騒ぎになる前から、マスクやグローブをなるべく使うな使うな、というところもあります。口ぐせは、「昔は素手でやっていたんだから大丈夫」なんてところもあります。

素手で、一体何が大丈夫なのでしょうか。むしろ恥ずかしい。

 

 

また・・・

・タービンをはじめとする歯科器具の滅菌の徹底

・その他鋭利な器具は気を付けて使う

・患者さんと患者さんの間で、疾患の有無にかかわらず、アルコール消毒をして少し時間がたってからお通し

・予防接種が可能なものは事前にしておく

 

こうしたコロナ騒ぎのはるか以前から、特に若い歯科医師ほど、最近はうるさく学校で習っています。

ですから体にしみついていますし、不潔な、習っていないような動作は、心理的にも受け付けず、そういった行動をしようがないというのが実情だと思います。。

ディスポーザブルの道具の率が高いところ、また、滅菌パックに使用器具が入っているようなところは、大丈夫だと思いますよ。

 

では、今日はこのへんで。ごきげんよう。

 

トリアージってNANDA?

皆さまこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

ちょっと前の話になりますが、トリアージの講習会にいってきました!

トリアージとは、災害などが発生して、急病人、傷病者があふれた時に、

受診の優先順位を決める、という行為です。

 

なぜ歯科医の私がいったかというと、東京都では、医師や看護師はそうした有事の時は治療それ自体で手一杯で、

とても手が回らないので、トリアージは歯科医が行う分担になっているのです。(薬剤師さんもだったと思います)

 

実習でやってみましたが、なかなか難しかったです。まず、

「歩けますか?」が第一の質問になるとのこと。

ま、あるければ自分で病院にいけるだろう、ということですよね。

また、トリアージの目的として、「治療が本当に必要で、命にかかわる傷病者をできるだけ早く正確に

みつけだす」というものがあります。

呼吸、脈などありますが、興味深かったのは、どれかひとつでもバイタルサインが基準にみたなければ、すぐに赤い色の紙(要治療、緊急)の判定を下すことでした。確かに、これなら早いと思いました。

災害時は、皆、パニックになり、自己中心的な人も増えると考え、私は質問をついついしました。

「症状を重くみせ、自分や自分の家族を優先しようとするひとを、どう見分けるのです?」

と。すると、講師の医師の先生が、教えてくれました。

「そこはまさにチーム医療です。看護師さんだけでたりなければ、それこそ歯科衛生士さんなど、

できれば協力いただき、患者さんの言葉に耳をかたむけ、共感しながらも、トリアージの主旨を

丁寧に説明し、理解していただくようにする、また、それは過去の災害でも例があり、課題として、

きちんと挙がった経緯がある」とのことでした。

 

よく、「国はなんにもしていない」「自治体はなんにもしていない」なんて考えがちですが、

全く違うということがよくわかりました。

系統だて、シュミレーションし、チーム医療、分担までしっかりと考えている・・・

東京都はやっぱりちゃんとやってるんだな、、、と感心しました。

 

いざというときは、しっかりとトリアージの仕事をがんばりたいと思います。

もちろん、いざ、が無い方がいいんですけどね。

 

では、今日はこのへんで。ごきげんよう。

仕上げ磨きからの過保護

皆さまこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

寒くなってきましたね~よく街中でも、ムリ!こごえそう!なんて声を聞くようになりました。

 

さて、今日は仕上げ磨きのお話しです。

諸説ありますが、8-9歳までしたほうが良いという意見や、中には10-12歳までしたほうが良いというものもあります。しかし・・・

なんと、中学生高校生でも親が仕上げ磨きをしている方がたまにいます。

明らかにやりすぎです。自立ができません。

歯ブラシだけの問題にとどまらない気がします。

 

あまり甘やかしてしまうと成人して大きな困難に直面したときに、

頼りグセがついて子離れ親離れできません。

困難に直面してからあわてても、残念ながら・・・手遅れかもしれませんね。

 

 

とは言っても、実際にはいつどのタイミングで仕上げ磨きをやめるかは、難しいですよね~

 

では、今日はこのへんで、ごきげんよう!!

 

 

保育園健診にいってきました

皆さまこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

お久しぶりですみません!年末は歯医者はどうしても繁忙期でございます。予約もとりにくく、ご迷惑おかけしてすみません。

さて、ちょっと前の話ですが、保育園の健診にいって参りました!

0歳~5歳児が対象です。皆とってもかわいいですね。^^

保育園の先生はホント大変だと思います。あっちでもこっちでもヤンチャな子供たち。

でもその年齢その年齢で、重要な発達があるんですよね。精神面でも。

イヤイヤ期など、昔はなかった言葉もふつうに使われるようになり、最近の子は親がよく目をかけるようになっている気がします。

0歳1歳でも拝見できます。よろしければ年明けのほうがいいかも・・・

 

では皆さん、ごきげんよう。

 

いよいよ消費税が10%に!歯医者のお会計は!?

皆さまこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

暑かったり寒かったり、体温調節がむずかしい今日このごろです。

・・・危険なのは床やソファーでの寝落ちでございます。ご注意されたし。(経験者談)

 

さて、消費税が10月1日に8%から10%にあがりますね!

飲食業界などは、各社それぞれ対応に追われているようです。大変です。

軽減税率とかムズかしいですね・・・でも官僚の人も一生懸命考えたんだと思いますが・・

ゴタクはいいですね。ごめんなさい。さっさと歯医者の消費税はどうなるか申し上げます。

 

結論から申し上げますと、保険診療では、初診料が237点→251点に、再診料が48点→51点に、

それぞれ上がります。(自由診療は8%から10%になります)(10月1日診療分から)

実は、もともと半年ごとに料金の改訂は行われていまして、北海道から沖縄まで、全国一律で決められております。

どこかの歯科医院だけが高いとか、安いとかはないのですが、金属の値段は上がったり下がったり、日々かわりますが、そうしたことを反映させるため、適正な価格ということで半年ごとに変わっているのです。

 

 

つまり保険診療では、3割負担の方は初診料金は42円、再診料金は9円上がるワケです。

1割負担の方は初診料金は14円、再診料金は3円上がるワケです。

そのほかは原則変わりません。そこだけが変わります。

 

・・・つまり、たとえば、かぶせものを入れて、今まで3000円に1.08をかけて3240円だったけれども、

10月1日からは、3000円に1.10をかけて3300円になる、という仕組みではない、ということです。

 

ですから、かぶせもの、ブリッジ、入れ歯などの保険治療をお考えのかたで、

「ケッ。10月になっちゃったよ。消費税あがったから結構高くなるはず。そんなんなら歯医者行かないゼ!痛くもないし、放置放置(^^♪」

このようなお考えは間違いですので、どうかこのようなお考えはなさらないよう、お願い申し上げます。

上がるのは、42円です。(3割、初診)

 

それよりも放置して、おおごとになったほうが結局、不経済だと思いますよ~!

 

では、今日はこのへんで。ごきげんよう。

 

 

 

 

 

美しき流れ

皆さまこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

皆さまご予約がとりにくい(予約枠が少ない)日が続き、大変ご迷惑をおかけ致しました。

申し訳ありませんでした。

 

ようやく「新規指導」が終わりました!

新規指導とは、何かやらかしてのお呼び出しとかではなく、新しい医療機関はすべて、

開業から1年程度以内に、お上に呼ばれて、日常の診療のチェックを受けるものです。

新しい歯科医院は誰もが通る道なのであります。ふぅ、疲れました。

その準備が大変で、私が事務作業に追われ、診療の枠が少なかったのでございます。

 

しかし特に問題なく無事おわりましたので、診療にまた専念できます。良かったです。

 

お上の先生のアドバイスもとてもためになり、皆さまに還元できるような、とてもなるほど、と思うような

講習内容でございました。感謝です。

例えば、歯ブラシのお話しを衛生士さんがするとき、一般的な歯ブラシの仕方のお話しもそれはそれでいいが、

その方が特にどこが磨けていないから、まずはそこだけどのようにしたら磨けるのか、ポイントをしぼって

まずは衛生士さんにお願いするべきである、そのうえで全体的なお話しは患者さんが興味があればまたは必要あれば行っていく・・・たしかにごもっともでございます。

勉強になりました。素直に取り入れていきます。

また、町田歯科医師会の先生にもご多忙の中いらっしゃっていただき、本当に心強く、

ありがたかったです。感謝感激しております。

町田歯科医師会にはご経験豊かな先生方がたくさんいらっしゃり、私のような若手もいる(といっても私40ですが)。中間の年齢もいらっしゃる。新規指導に歯科医師会の先生が一緒についていってくれるって、こんな心強いことはないですよね。

町田だけなんでしょうかね。ほかの自治体はどうなんでしょうね。町田最高。入って良かったです。

昔勤務医時代、一人で行ったことがありましたが、それはもう心細くて心細くて。大変でした。

まさに昔の大河ドラマ、「信長」で加納随天が言っていた、日本の

『美しき流れ』だなぁ、と感じました。これからも一員として微力ながら精進致します。

 

では今日はこのへんで。皆さま、ごきげんよう。

 

 

 

勇気 、 素直

皆さまこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

暑いですね~ 陽射しも暑い。地面の照り返しも暑い。ふぅ。アイスの訪問販売ってないのかなあ。

 

当院でも熱中症に気をつけよう、とのポスターを貼っていますが、水分補給は大事ですね。

ミネラルも補給できる某ポ○リスウェットの会社は、長時間手術で疲れたお医者さんが点滴をガブ飲みしているのを見てポ○リスウェット商品アイデアを思いついたとか。すごいですね。

熱中症対策として、やはり就寝時はエアコンを少し涼しいくらい、(男性25度、女性27度)がいいらしいのですが、

皆さま、それって受け入れられますでしょうか???

 

長年エアコンをつける習慣がなかった方や、28度以上や、途中で夜エアコンを切ってしまうのがちょうどいいと経験的に信じ込んでいる人に対して、命の危険があるからといっても、なかなか受け入れてもらえないだろうなあ、と感じました。

「昔なんか扇風機しかなかったし、窓を開けて寝てた。なんでもないよ。」というお声が聞こえてきそうです。

でも、その時より地球の温度、上がっていませんか??

 

人によっては、いくら正しいと主張しても、のどがいたい、眠れない、いろいろな理由から、否定してくるのではないでしょうか。でも、熱中症については、それでも上記の温度が正しいということなのだと思います。

 

習慣とはおそろしいものです。盲目です。思考停止です。ルーチン化です。

いつの時代も、何才になっても、やはりフラットに、素直に人や専門家の意見をきく耳を持つ、

もしかして正しいのかも、自分が間違っていたと思ったら、みとめる勇気を持つ。難しいですねぇ。

 

勇気、そして素直。これぞ最強でしょうか。

 

歯科の患者様でもそういう事例は山ほどあります。

・「自分はムシバになったことがないから、歯医者など縁がない。必要ない。」

ムシバの菌と歯周病の菌は違う菌なんですね。。。ムシバが一本もなくても、歯周病で次々と歯が抜けてしまうかもしれません。

やはり検診やクリーニングは必要なんです。

 

・「この入れ歯、30年使ってる。なんでもかめるよ。」

歯グキは必ず少しはやせたり変化があります。実はあっていないのに、道具としての入れ歯に慣れて、使いこなしているだけです。使いこなしているのはすごいですが。健康とは限りません。傷になっていてもかたくなってしまっているだけかもしれません。食べかすのつまりがすごいかもしれません。

 

・「歯石とりで麻酔???きいたことない。麻酔なんかしてとったことないよ。おかしいんじゃないの?」

縁下歯石といって、歯グキの中にある、ある程度すすんだ歯周病の治療としての歯石とりは、麻酔しないと痛くてしっかりとれない場合が多々あります。それどころか、ふつうの歯石とりでも、麻酔することは別に変とかおかしいとかではありません。保険でもみとめられています。

 

・・・枚挙にいとまなし、です。

 

じゃあ、オマエはどうなんだ、というお言葉をいただきそうなので・・・

 

・「国家試験的には、歯科医療の治療方針は、証拠や統計に基づいた文献に基づく治療をすべきで、自分の経験や先輩や友人の意見に左右されて治療方針を決めるべきではない。経験則に基づいてはいけない。それは正しい医療とは言えない」

実は、自分の経験に基づいた医療(DBM)や、先輩の意見に基づいた治療は、国家試験的には×!バツ!なんです。

でも、つい経験に基づいちゃいますよね・・・文献文献。でもあまり頭でっかちでもねぇ。どうでしょうか。

各分野の治療のガイドラインを定期的にチェックするのは、絶対必要ですがね。

 

・・・自分も、勇気と素直。なるべく頑張ります。

では今日はこのへんで。ごきげんよう。

 

血が通っていますので

皆さまこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

ようやく晴れが増えてきたと思ったら、また今日は雨ですね。高気圧さん頑張ってください。そろそろ。早く!

 

さて最近血液サラサラにするお薬を飲んでいる方も多く、他の歯医者さんで治療を断られた、などという方も結構いらっしゃいます。

質問も多く、今回はそういうお話しです。

 

抗血栓薬といって、血をかたまりにくくするお薬の話です。血液がつまったら命にかかわる方に処方されています。また、予防的に出されている場合もあるようです。

若い歯科医師にとっては常識かもですが、血液サラサラのお薬を抜歯のためにやみくもに歯科医師の判断で止めてはいけない、というのは、学校でしつこく習います。

私も学生時か研修時か忘れましたが、内容ははっきりと記憶にあり、こんなやりとりの授業でした。

 

口腔外科の先生「高岡君、抗血栓薬はどうするんだっけ?抜歯の時?」

私「止めないんですよね、歯医者が勝手に。」

先生「そう、命にかかわるからね。勝手にとめて血栓になったら患者さん死んじゃうからね!ぜったい止めるなよ!」

私「(ややしつこさにウンザリしながらも)わかりました。絶対とめません。」

先生「患者さんが予防的に飲んでるだけだから、と言っても、最低限担当のお医者さんと相談しなきゃダメだよ!止めないよ!」

私「わかりましたって!予防的と患者さんが自己申告しても止めません!」

先生「じゃあ、わかったら良し。かえっていいよ」

私「では、失礼します」

(ドアを閉めかけて)

先生「血栓薬は?止めないんだよ!!!」

私「とめませんから!!(泣き顔)」

 

・・・とても話しやすい、いい先生でした。S本先生というのですが。尊敬してます。でも冗談でなく、これくらいしつこかったのです。本当の話です。

当時、実際に、「歯医者が勝手に抗血栓薬をとめて困る」という苦情が内科医の間でよく言われていたらしいのです。

ペーペーだった私でも、その重要さは理解できました。浅い理解のまま、全身にかかわる薬を、歯医者が勝手に裁量してしまうと、命にかかわる場合があるのだろうなあ、と。以前、歯医者がすぐフロモックス(抗生剤)ばかり出すから、効かなくなるだろうと怒っていた医学部の先輩がいたし。

 

・・・そして臨床に出ました。

実際はそんなに生易しい、単純な話ではありませんでした。

あれだけしつこくすりこまれたので、当然わたしは、血液サラサラのお薬を飲んでいるかたで、簡単な抜歯なら、止めませんでした。薬を。教わった通りです。しかし、午前抜歯した患者様から、夜電話がかかってくるのです。

患者様「まだ出血がとまらないんですけど?」

私「えっ  ガーゼをでは1時間ほどかんでください、でも心配ならいらっしゃってください」

 

・・・中には、翌日の朝起きたら、枕が血だらけだった、翌日だけどまだ少し止まらなかった、など、

患者様もかなり不安になっておられる事例がけっこうあり、私自身、動揺しました。と同時に、わかりました。

 

そっか、だから歯医者は止めたがるんだな、抗血栓剤を。と。

だって最終的に止まらなかった患者様はひとりもいませんでしたが、その間は患者様は不安で、最初、初診時、「別の歯医者ではできないと言われたけど、止めなくていいならいいや。少しくらい大丈夫、やっちゃってください!」と威勢がよかった方も、うってかわって、どちらかというと不信や不安のほうが強いように見えたのです。

不信や不安に思われては、やはりだめです。だから、歯医者は止めようとするのか、とわかりました。

 

最近、ガイドラインを見て正式なやり方を調べましたら、TNRという値があり、その値によって、内科医の先生と対診(相談)して、決めるのが、正しいようです。

 

でもよく考えると、実は基本的なやり方で解決するんですよね。つまり勝手に歯科医が判断せず、かかりつけの内科医(正しくは循環器の先生でしょうか)に相談すればいいだけ。

 

血は当たり前にわたしたちに通っているものだけれども、実際に自分から結構出ると、かなりあせってびっくりしてしまう。

そりゃ誰だってそうです。

 

やはり説明が重要ということでしょうか。

では、今日はこのへんで。ごきげんよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木を見て森を見ず

皆さまこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

エアコンは、冷房よりドライまたは除湿を使ったほうが、実は涼しかったりすると思っている今日このごろです。

 

さて、歯科で使う白いつめものについて、最近よく仕組みはどうなっているのかご質問をいただくので、お話しさせていただきます。

基本的に保険がきかない、セラミックはさておき、今日はコンポジットレジン(保険がきく白いつめもの)に関連するお話しです。

 

・・・歯医者で、ピッ    ピッ    ピッ  とかいう音って、いったい何をしてるんだろうか、

と思っていらっしゃる方も多いと思います。根の治療で使う道具も、ピコピコいうのはありますが、

コンポジットレジンとは白いつめもので、白い樹脂(樹脂=プラスチックと思ってください)は、光で固まるのです。

今回はこのコンポジットレジンと、光で固める道具(照射器)のお話しです。

 

そもそも、液体状だったり、やわらかいプラスチックが、光を当てると固まるというのは大発見でした!!!

素晴らしい!!白いつめものへの期待がふくらみましたが、あまり普及しませんでした。

なんででしょうね・・・

それは、紫外線を使っていたからです。

最初は、樹脂が、紫外線でしか固まらなかったからなのです。イヤですよね。紫外線。患者様もイヤでしょうし、われわれ医療従事者も、いっつも見るわけですから、イヤです。普及しませんでした。

 

しかし!!!医学の進歩は素晴らしいのです。紫外線ではなく、可視光線(目に見える光。紫外線は含みません)で固まるレジンが開発されたのです。(正しく、詳しくは、カンファーキノンという物質。光で固まる反応を開始させる物質です)

 

皆さん、そうしたらどういう展開になるか、わかりやすいですよね!

当然、紫外線を含まない、可視光線(波長が400ナノメートル以上)で固まるレジンと、光照射器、の組み合わせなら、流行っていきそうですよね!

実際そうなりました。それこそが、わたしたちの暮らしを向上させてくれた、保険がきく白いつめものの実態なのです。

ではあの青い光は、ジッとみてもいいのでしょうか?

紫外線は入っていませんが、歯に反射した後の光を、ずっと見続けると、目にわるいという報告があるのです。

それを受けてちょっと整理しますと・・・

 

①患者様の場合

歯に反射した光を見続ける状況があるか?

ないですよね。まず、タオルをかけている歯科医院に通っているアナタ!なら、100パーセント大丈夫です。ご安心ください。

見ようと思っても見えません。

タオルをかけていない歯科医院の場合、照射する器械(照射器)は、基本的に先端は口の中にあるので、直接光をみることはできないと思います。

では歯からの反射光はどうか?目を見開いていれば、反射光は目に入ってくる可能性ありますよね。

でも、ジッと見続けた場合のみ有害な場合がある、程度なので、基本的に大丈夫でしょう。

②医療従事者の場合

歯に反射した光を見続ける状況があるか?

歯医者は明らかにありますよね。みないでどうやって照射するのでしょうか。やはり、オレンジ色の板などで、反射光は見ないようにしたほうがいいですね。正確な治療のためにもです。

歯科衛生士さん、助手さんなどアシスタントはどうか?

歯科医がどこに照射するかを見定めて、オレンジ色の板だけ出したら、目を背けた方がいいですね。反射光をジッと見る可能性は多いにあります。

 

以上をふまえて、皆さま、ご心配なく。タオルをかけている歯科医院なら、(ほぼかけていると思います)まず患者様の大切な目が、有害な光にさらされることはありません。

また、紫外線は最近の照射器には含まれていません。ご安心ください。

 

 

・・・「紫外線がでているので、目をつぶっていてくださーい!!」

もしこんなことを歯科医院で言われたら、おや???と思われても仕方ないですね。

患者様を守るために、あえてそうおっしゃっているのかもしれませんし。やさしさだと思ってください。

 

では今日はこのへんで。ごきげんよう。