通常通り診療しています

つばが出るのは・・・

皆さまこんにちは。いかがお過ごしでしょうか?

昨日は梅雨らしい雨でしたが、今日は晴れてますね~朝から当院近くの提携駐車場も満杯!イベントでもあるのかしら。

 

さて、先日、歯科医師会関係の講習会にいってきました。

カプサイシンの刺激が、唾液を誘発し、口腔乾燥症(カラカラ口がかわきやすい状態)の予防になるかもしれない、

とのことでした。

すごいですね~。私などは、辛いという感覚は痛いという感覚だということまでは知っていましたが、そこで思考停止しておりました。

唾液には抗菌物質なども含有されており、時々、つばが出すぎて困るという患者様がいらっしゃいますが、基本的にはつばが出すぎるのは良いことです。出ない方が、お口の中のトラブルのリスクやはり上がります。

もし認知症になっていらっしゃる方に、辛いものが好きか嫌いかわからない状況で、人工唾液カプサイシン入りなど、なにかそういうものを試してもらって、辛いものが大嫌いで、むせかえって苦しかったらかえってかわいそうですし・・・

一層の研究が待たれますね~。

では今日はこのへんで。ごきげんよう。

薬を出さないという考え方

皆さまこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

暑いですね~! スタッフルームが暑く、扇風機を導入しました。

 

今日はおくすりのお話しです。

 

皆さまは、歯医者に行って、思うように薬が出してもらえなかった経験をお持ちではないでしょうか?

オヤシラズの抜歯の後、もっと薬がほしいのに、これ以上出せません、と言われたり、

もっと強い薬がほしい!といっても、無理です、と断られたり、違和感や炎症があるっぽくても、薬がでなかったり・・・

 

先生の方針の場合を除いて、やはり、保険のルールと言われたことがあるのではないでしょうか?

それは残念ながらその通りで、保険診療というのは、病名に対して、治療法があり、症状が強いときに出すのが薬である、というような考え方です。

なので、予防的な大量の薬や、念のための薬、また、病名に対して、出せる種類もおおむね決まっており、それが理由なのです。

保険のシステムを考えれば、なるべく無駄のないように、仕方がないのかな、と思います。

 

具体的に、保険で通らない、とはどういうことなのでしょうか。

例えば、一か月に、抜くべきか、根の治療をすべき歯を、クリーニングと薬だけで様子見てしのぎたい、という人が、ボルタレンを月30錠もほしがり、歯科医院も出したとします。

それを、保険者などが審査し、適切でないと判断されれば、そのお金は、歯科医院には払われないのです。3割負担のかたなら、7割です。しかも!その月の診療分(その患者様についての)が丸々支払われないので、つまり、クリーニングの分のお金も支払われません。

こういった背景が、なるべく安全に、薬を出しすぎない、という動きにどうしてもつながるのは無理ないと思います。

決められたルールの中での診療。従うより仕方がありません。

 

しかし!今日のお話しのポイントはそこではありません。

皆さまが薬を思ったようにもらえない、というのは、2パターンあると思います。

①上記のように、量をたくさんもらえない。もっと強い薬がもらえない。

②自分の今の症状なら、薬が出るかな、出てほしいな、と思ったが、もらえなくてガッカリ絶望した。

 

・・・①は、大変申し訳ございませんが、あきらめてください。保険制度はいいところもたくさんあります。仕方がないです。

しかし、②はどうでしょうか?研修医のころから、現在まで、例えば、患者様が、お顔がはれたり、歯ぐきが腫れたり、歯が痛すぎるなどの症状で、病名は、(ちょっと専門的になりますが)、むしば、歯周病の発作、神経までいく虫歯、根が膿んでいる虫歯、などになりますが、それで、歯科医師の判断で、薬を適量(多すぎず)出して、絶対ダメだと言われたことはありません。神経までいく虫歯の診断で、とりあえず薬(痛み止め)を出して、不適切だという判定をみたことがありません。顔が腫れていらした方に、とりあえず抗生剤を出して、不適切だという判定をみたことがありません。

 

②の時は、場合により、薬を出さないお考えの先生もいらっしゃいます。過去何度もいろいろな場所で、そういう先生と仕事をしたり、一緒に学んだりしました。ある程度は、信念に似たところがあるのではないかと思います。もちろん否定できません。それはそれで筋が通っています。学術的ななるほど、という理由も多いです。

また、薬が効いて安心してしまって、通院が必須なのに、通院しなくなってしまう患者様がいるのも、事実なのです。

 

しかし、私は、そうした考えになれません。自分や家族が過去、医療機関に行った時、薬が予想外に出なかった時の絶望感がわかるので、それはどうしてもできません。どうしてくれないんだろう。なぜ?なぜ?なぜ???

どんどん症状が悪化しそうです。病は気から、ともいいますし。

 

なので、町田エブリー歯科では、そのような時 (②のケース)は、なるべく薬をお出しするようにしています。

リスクが無いわけではありません。たまには、お上から突き返されるかもしれません。学術的ではないのかもしれません。

でも、私は、勝負します。薬を出します。

 

では、今日はこのへんで。ごきげんよう。

6/9(日)休診のお知らせ

誠に申し訳ありませんが、講習会出席のため、6/9(日)休診致します。

しちしょうしちきん(七縦七擒)

皆さまこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

暑いですね~  最近、当院の入っているビルが修繕工事をはじめました。入口がやや入りにくく、申し訳ありません。

工事の人は、ものすごく暑いなか頑張ってくれていますが。

 

さて、私はけっこう中国史が好きで読んだりしますが、学ぶところは多いですね~。

三国時代、蜀の名将、諸葛亮公明は、敵将、蛮王孟獲(もうかく)を捕え、自分の陣形を教えて放してやった。それを7回繰り返した末に、孟獲はついに恐れ入り、以後はそむかなかったということから、敵を7回つかまえて7回放すこと、らしいです。

いやあ、すごいですね。まず、昔の中国です。1回ヤバイ奴を捕まえたら、ふつうは終わりでしょう?

ギッタギタにされそうですよね・・・

それを、自分の陣形、手の内まで見せて、7回も逃がすとは・・・長期的にみて、他と敵対するには、背後の孟獲は、心底から感服して、忠誠の状態にしていないとダメとの判断なのでしょうね。でも凄すぎます。

 

え?もし私が足を引っ張られたら?7回も?そりゃ許しますよ(^^)もちろんです。1回くらいはもちろん華麗にスルーですかね。

いやいや、違います。

そういうお話しではなく、この諸葛亮公明の七縦七擒から私が想像したのは、ムシバの菌です。

よく、かぶせものやつめものがとれたりして、あるいはちょっと痛いことがあった、など、7回くらいなんらかの症状が出ても、宿主、将軍、君主である皆さまの中に、7回くらい、許しちゃってる人!いますね!そういう諸葛亮さん!

ムシバの菌にしてみれば、7回も治療されてしまうチャンスがあったけど、(特にとれたけど、またすぐ着け直すなど)7回も見逃されたら、超ハッピー!ラッキー! 繁殖していいってことですね!!!でしょうね。。。

学生時代に、先生に言われたことで強くひびいたことがありました。

実は何科の先生だったか、忘れてしまったのですが。

「症状で出ているものを、無視してはダメだよ。」

ですよ!皆さん!二縦二擒くらいにしておきましょうね!

では今日はこのへんで。ごきげんよう。