おかげさまで3周年 皆さまのおかげです

皆さんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

寒い日が続きますね~。

 

おかげさまで当院は3周年をむかえることができました。

これもひとえに皆様のおかげです。有難うございます。今後とも皆さまのお口の健康に貢献できるように頑張ってまいります。

 

さて、ここでもう一度当院の現在の診療日などをご説明いたします。

月・火曜日は    夜9時まで(最終受付8時半)

水曜日       午前のみ診療(最終受付12時半)

木・金・土・日曜日 夜8時まで(最終受付7時半)

祝日        夕5時まで(最終受付4時半)

となっており、矯正日は第一か第二土曜日の午後となっております。

 

『安心してかかりやすい』ことを目指しているので、それには診療日が少なければ

御都合に合わないときはいらっしゃれなくなってしまいます。それで毎日診療としております。

 

※申し訳ありませんが年末年始をはじめ、休んでいるときもありますので、ホームページや電話で

詳細ご確認ください。(年中無休じゃないのに年中無休と書いてあって、ウソじゃん!というのはイヤなんです。)

 

では今日はこのへんで。ごきげんよう!

大学でやっていること

皆さんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

寒くなってきましたね。

私はと言えば今朝、肋間神経痛になり、寒さをイヤというほど実感しました。。。

 

さて、最近、私が大学時代に習った先生が、教授になり、自分のことのようにうれしかったです!

(う蝕制御学分野 島田教授です)

誰にでも優しい先生でした。男女、年齢、国籍、問わず優しかった。

 

わたしが、教養学部からようやくお茶の水の学部にあがって、歯の模型をはじめてタービン(ドリルのようなもの)で削る実習の説明のデモのとき、先生がちょっと笑って

『やっと歯医者っぽい実習でしょ。』とニッコリ笑って我々学生に、学部進学おめでとう、という気持ちをもって接していらっしゃるのかな、とうれしくなったのをハッキリ覚えています。

私のようなモッサリした男子学生のことも、よく見てくれたのを感謝しています。

・・・心の底から応援しています。

 

さて、大学ではどんな研究をしているのかとちょっとお話しいたしますと、私たちがムシバになったとき、現在は白い樹脂(レジン)でつめるのが主流ですが、そのレジンの組成(構造、どんな成分の配合にするか)によって、頑丈さや、つめやすさが変わってくるので、それを何千回も機械で力をかけたりして、実験しているのです。すごいですよね。また、そのレジンは、歯とくっついているのですが、その仕組みとしては、レジンタグというイカリのようなものを歯の中に作って、表面的な接着だけでなく、強固なくっつきをするようになっています。その接着剤や、表面処理剤の性能、相性など、そういったことが日々研究されているのです。

 

そもそも、つくづく思うのは保険がきく白い樹脂(レジン)を臨床応用された故総山孝雄先生らは、人類の生活の質を大きく向上させたと思います。それまでは水銀(アマルガム)で詰めるのが主流でしたから、色も違う、危険性も違う。大違いです。

だれだって白い歯がいいに決まっていますもんね。

あと、レジンはあえて難点を言えば、変色してしまうことですが、それはさておけば、スキッ歯の人(上の前歯の中心があいちゃっているひと)も、実はレジンで結構みばえよく治るんですよ。

かくいう私が、昔、町の普通に通っていた歯医者で、ためしに言ってみたら、「レジンで治りますよ」といわれて、キレイに治って衝撃をうけました。

 

・・日本の大学機関はまるでダメみたいにノーベル賞受賞シーズンのたびに言われますが、私はそんなことはないと思います。

大学の先生たちは、研究、臨床、教育と大忙しですが、臨床や教育をやっていらっしゃるからこそ、急にひらめくことだってあると思うのです。また、臨床をしながらだと、でてきた材料などを実際に自分で使ってみることもできます。また、患者さんの生の声も聞けます。

 

実際に私が医局に在籍させていただいた時、同僚や上に立つ先生は、よく、〇〇の材料はいいね、とか、〇〇は特徴がこうだ、とか、実際にご自分で試行錯誤しながら、すすめていらっしゃいました。〇〇って、もしかしたらこういう可能性がある気がするんだよね、とか。

 

それを医局の仲間とカンファレンスしたりして、また、研究費の審査があったりして、なるべく税金の無駄がないようにすすめていく過程が、そんなに悪いことなのでしょうか。有効な税金の使い道として、むしろ正しいと思うのですが。

 

日本にだって天才はたくさんいます。昔から、神経をとって、根っこの治療の時に、根の正確な長さがわからず、レントゲンから推測するしかなかったのですが、小林先生という天才は、歯は電気を通さない。しかし歯茎は電気を通す。だから微弱な電流をながして、通電した瞬間の距離が根の長さだ!などというものすごい装置(今では一般的でどこの歯科医院にもあります)を発明されました。その装置のおかげで、根の治療の精度は大幅にあがりました。いわゆる電気的根管長測定器、です。

アシストにつかせてもらったことがありますが、まさに天才肌の先生といった感じでした。

 

・・これからも日本からもドンドンこうしたすごい発明がでるはずだと期待しています。

まあメディアも本心かどうか別として、お決まりの視聴率をとれる内容なのかもしれませんが・・

 

え?私は何をしていたかって?

私は、レーザーを使った漂白の実験のお手伝いをさせてもらっていました。来る日も来る日もウシの歯と漂白剤で実験をして、色の変化の違いを記録したりしていました。ウシの歯も有効利用されているんだなあ、と感心したのを覚えています。

 

そこでちょっと頭の体操です。

色の変化として、どれくらいなのかを調べるとしましょう。

明るさをL、赤さをa、青さをb、とします。

 

ある漂白剤とあるレーザーをつかって、10秒レーザーを当てる実験をします。

もともとの数値はL 40 a0 b0 です。 こんな感じで3回記録したとします。

 

1回目 L 50 a5 b8

2回目 L 46 a5 b11

3回目 L 42 a11 b5

 

つまり漂白による変化は

1回目 L 10 a5 b8

2回目 L 6 a5 b11

3回目 L 2 a11 b5

 

平均でL6 a7 b8  となります。

話を簡単にするため、3回の実験ということにしてますが、実際は20回くらいやった記憶が。

 

そこで、データとして、平均の変化である L6、a7、b8について、学会発表しました。

 

すると、結構、高名な別の大学の大御所先生が、こういう風に言ってきたのです。

「明るさLと、赤さa、青さbはそれぞれ違う方向(ベクトル)だから平均をとること自体意味がないよ」

 

・・・さて、皆さんはどう思いますか?

 

そう。答えはもちろん!平均をとるのは意味があります!

ベクトルとスカラーの違いですね。

ここで平均をとっているのは、ベクトルの大きさであるスカラーなので、変化の方向ではなく、

変化の大きさについて議論しています。平均をとっています。

その先生は、ベクトルとスカラーがごっちゃになって、意味がない、といってしまったのだと思います。

 

・・そこで私は、当時、こう反論しようかと思いました。

「東京からどれだけ移動できるか新しい乗り物を評価するとき、北海道まで移動できたのと、大阪まで移動できたのと、沖縄まで移動できたのをくらべるとき、東京からの距離をキロになおして、平均をとった場合、それでも意味はないんですか」と。

これもベクトルが違うだけで、スカラーの平均の話です。

 

ただ、その時の同僚に小声で相談した結果、こういわれました。

『やめときな。大御所だ。にらまれるぞ。あの先生だって、質問しなきゃいけないから無理やり質問してんだからさ。』

私は、ムッとしながらも、矛をおさめました。ベクトルとスカラーも分かっていないのに学会で質問として通用するなんて、、、

高校の範囲だよ、、、と。何日も費やして頑張った実験を、間違った知識のもとに影響力のある人がクサしても反論できない。。。

 

こうしたところは、確かにわるいところかもしれませんね。質問する人が決まっていたりすると、こういうことが起きるのかもしれません。

救いだったのは、あとから、別の先生が、「あんな質問はナンセンス、気にしなくていいよ」と言ってくれたことです。

 

あのまま質問して、恥をかかせていたら、どうなっていたことか。(冷や汗)

だから、下町ロケットとか、半沢直樹が流行るんだろうなあ。実際は言えません!ってね。

 

では、みなさん、ごきげんよう!!

 

 

 

 

復興へ 象徴的なモンジャ屋さんオープン!

皆さまこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

だいぶ活気が町にもどってきましたね!うれしい限りです。

当院のある原町田大通りは、新しくできたモンジャ屋さん「もへじ」を中心に活気がある、といっても過言ではないと思います。

まさにコロナからの復興の象徴のようです。さっそく当院スタッフと皆でいってきました。

美味しかった。オススメです。店員さんがモンジャを作る手際のよさといったら仰天です。オープン前に練習したんでしょうね。すごい。また、店員さんたち皆明るくて、活気があって最高でした。お好み焼きもあります。

あらかじめ予約していくと待たなくていいですよ~^^

お店から食べ終わってでてくる人の表情を見ると、美味しかったという満足感だけではなく、コロナの自粛をがまんして、新規感染者が減ってきて緊急事態宣言があけて、やっと外食できる!お酒がのめる!というそうした安堵感も宿っているように見えます。

 

 

・・・さて、コロナで治療を中止していた人が戻りつつある昨今、やはりムシバや歯周病がすすんでいるかを分けているのは、基本的ですが歯ブラシの巧拙、うまいへたのようです。

 

歯科医院で大人が歯みがきを習うのには抵抗があるかたもいらっしゃるかと思いますが、やはり基本は大事。

習った方がいいと思います。特にブリッジや入れ歯など、特殊なお手入れはなかなかご自分では難しいですものね。

 

そろそろ歯医者いかなきゃな。。。というかた。

12月より前にはじめること、オススメでございます。(混み合う前にはじめたほうが)

では、今日はこのへんで。ごきげんよう!

兆し

皆さまこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

グッと過ごしやすくなりましたね。なんでもニューヨークでは男性のポニーテールが流行ってるとか。

カッコいいですね!そのうち男性のシュシュも流行るのでしょうか?

 

さて、いよいよコロナの新規感染者数は減り、ワクチン2回接種の方は増え、生活が戻ってくる兆しが見えてきました。

長かったですね(涙)皆様、たえきりましたね。ウウ。うれしいです。(涙涙)

もし旅行に行く場合も、いきなり遠出とかはやめて、近場からリハビリするのがいいのではないでしょうか。

 

そして!やはり歯科医院はというと、徐々に混みはじめています。

コロナ後。年末。かぶってますからね。年内に間に合うか?間に合わないか?

早くはじめるに越したことはありませんね!是非、ご相談ください。

 

きっと、アナタのかかりつけの歯医者さんでも、

年末バタバタよりは、早く来てほしいなあ、と思ってるはずです!

 

・・すみません。今日は、ちょっとフザけ気味でした。コロナが長かったものですからね。

令和に生きてる人類 ホモサピエンスとして、皆さまともに喜びましょう!!

 

では、ごきげんよう。

えっ?ポニーテールって言いたかっただけじゃないかって?

そうです。。。。。

 

テレビで感動した話

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

寒いとおもったらまた暑かったり。難しいこのごろです。

 

先日テレビを見ていて、震災後の福島に、東京電力の社員さんのうちの3人がどうむきあったか、という番組をやっていました。

どの方も必死に主体的に考え、加害者という意識に苦しみ、寄り添い、泣き、復興に尽力する。

イメージがガラリと変わる、大変感動的なものでした。見方、考え方がだいぶ変わりました。

もし再放送やってたらぜひオススメです。NHKの、逆転人生という番組で、加害者となった私 東電社員の10年、て

番組です。

 

個人的に、テレビを見て考え方が変わるというのはやや短絡的で恥ずかしいと思っていますが、事実、時々そうなってしまうことがあります。ですから、私は皆さまが、歯科関係のテレビでどんなにセンセーショナルにやっていて、実際と少しずれがあったり誇張があったりしても、心を動かされる気持ちはわかるのです。なるべくそうした質問には耳を傾けるようにしています。

 

歯は磨くな、とか極端なことを言われると困ってしまいますが、よくよく聞くと食後30分は磨かない方が歯が削れにくいという酸蝕症のはなしだったり、なんでも断片的にとりあげるのはよくありません。

 

とはいえ、こんなこと聞くの恥ずかしい・・と思ってもぜひ聞いてくださいね。

 

では皆さん、ごきげんよう!

 

 

混雑予測 年末とコロナ後需要が丸かぶり?

皆さまこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

やはり急に寒くなり、四季の国→亜熱帯の国 への変貌期に私たちは生きていますね。

 

さて、ようやく新規感染者も減りだし、ワクチンも徐々にいきわたってきました。

まさにようやくという感じです。

ミュー株という変異株、ポケモンみたいな名前ですが、やはり怖いですね。またワクチン3回目接種競争が起きるのでしょうか。

 

さて、歯科のことで関連をお話ししますと、毎年、年末は歯医者は混み合います。新しい年をむかえる前に、

懸案事項は解決しておきたいという、日本人の真面目さのあらわれです。また、正月はひとにも会いますしね。

 

コロナももし落ち着いてくるならば、今まで、根本的な治療をひかえていた方々、またある程度緊急性があっても我慢していた方々、さらに年内に解決したいいつもの方々、これらが重なる可能性がじゅうぶん考えられます。

12月はカオスかもしれません。それならば、10月、11月に、治療をはじめるほうがいいかもしれませんね。

昔から先んずれば人を制すといいます。人を制すというより虫歯や歯周病を制したいところですがね。

 

では、みなさま、ごきげんよう!!

 

ワクチンと抜歯の日程 ~多くのご質問をいただいて~

皆さまこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

ワクチンを全員打て!打たせろ!いや、打ちたくない!打ちたくない自由がある!
これは世界で共通の議論のようですね。パリなどではデモがすごいとか。

でも発展途上国よりは恵まれているのは実感しなくては、などなど思っている昨今です。

 

さて、お電話でもお問い合わせの多い件について、ここで書かせていただきます。

ワクチン接種と、抜歯など外科手術との関係です。

私は歯科医師会に入ってますので、そこでの配布物で知りましたが、口腔外科学会の理事長の桐田先生の配布物で、

※部分麻酔(全身麻酔ではありません。いわゆる歯医者のマスイです)で行う抜歯について※

・抜歯後、1週間以降に、(抜糸時に抜歯部位を確認したうえで)ワクチン接種可能の許可をする

・ワクチン接種後3日以上経過して副反応が軽度であれば抜歯可能

ただし、ワクチン接種日には、抗菌薬(抗生物質のみぐすり)や鎮痛薬(いたみどめのみぐすり)を服用していない方が望ましい

こういう御見解がはっきりとでています!!!

 

まとめると 1週間たってればOK  ということですね。前後多くみても。全身麻酔は違いますからね!

 

確かに気になるところです。皆様、ご参考にされたし。

 

では、今日はこのへんで。ごきげんよう。