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宮城の医師の先生の名言

皆さまこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

いよいよワクチン接種の話題でもちきりになってきましたね・・・

 

わたしも医療者のはしくれとして、とにかくワクチンを打つ利益のほうが、打たない不利益より大きいので、それをひとりでも多くの人が理解していただき、コロナに対して人類の共闘態勢を万全にしたいな・・と思っております。

 

悲しいことに、私の知人のある田舎の地方では、年配者のある人がこんな意見を言っているようです。

「医療者に先にうつというが、国は、実験台にしているに決まっている。鵜呑みにして率先して接種を受けるなんて愚の骨頂だ!」

・・・悲しいですね。なぜこういう思考回路になってしまうのでしょうか。

医療者がもし実験台で、皆調子悪くなったら、誰が医療にたずさわるのでしょうか。

この傾向が特に田舎で強いとすれば、結局、国、いや世界全体で免疫を獲得しなければいけないのに、それを妨げることになってしまいます。

また、このコロナワクチンの予防接種は筋肉注射とのことです。しょうがないですね。腹をくくりましょう。むしろ日本の予防接種が皮下注射が主流なのがガラパゴス状態らしいです。

 

さて、宮城県の取り組みについてのニュースを皆さまご覧になりましたでしょうか。

私は感動しました。

ある医師の先生が、東日本大震災の経験を糧に、医療調整チームを立ち上げ、各病院と保健所行政の間に入って、迅速に、適正に、コロナの患者さんを振り分けているらしいです。

その結果、今問題になっている、自宅で亡くなってしまうコロナの方が1/28日現在でゼロ。

素晴らしいですよね。それぞれ各病院の事情や、行政の事情など、遅々としてすすまないような因子を排除し、深くネゴシエーションしているとのこと、何より、震災で実際に、振り分けの遅れから、救える命があったのに救えなかったという無念の気持ちが、これを生かして教訓としようという気持ちになった、とその先生はおっしゃっていました。

まさに医療者の鏡ですよね。震災で亡くなられた尊い命が、無駄にならないとすれば、後にしっかりと教訓として生かされている場合だと思います。この医師の先生は、いろいろなしがらみとかあったと思うのですが、それにとらわれず、積極的です。見習いたい気持ちです。でも普通は、保身に走ってなかなかそこまでできない人の方が多いのではないでしょうか。

この先生の震災での教訓の言葉がまたひびきました。

『備えあっても、なお、憂いあり』

なるほど、と考えさせられました。まさに災害時の様子がうかがえますよね。

 

大人には、いろいろな大人がいます。

ある尊敬できない経営者がこんなことを言っていました。

 

『君ねえ、人は大人になるとね、立場でモノを言うんだよ。善悪、白黒じゃないんだよ。』

・・ひどいですねぇ。こうはなりたくないです。

 

皆で一丸となってコロナウィルスに立ち向かわなければいけないときに、こういう大人が多いと、

ウィルスの思うつぼです。宮城県の医師の先生のような医療者が、ひとりでも多いことを切に祈ります。

 

では、みなさま、ごきげんよう。

 

 

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