都合により6/22(月)休診致します。
6/23(火)より通常通り診療致します。
都合により6/22(月)休診致します。
6/23(火)より通常通り診療致します。
皆さまこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
海外にいる友人に言わせれば、日本人は真面目だとのこと、けっこう強制されてもマスクしない人も
海外では珍しくないんだとか。真面目な日本人。ここに今後も期待しています。
・・さて、PCR検査、というともう過剰反応してしまう今日このごろ。
どうもあまり知られていないようなので、ここで一応、書いておきます。
① PCR検査(新型コロナウィルスの検査)は、歯科医院ではできません。決められた施設で、場合によっては、研修を受けた歯科医が、することもあるかどうか、そんな程度です。正式にはProtein Chain Reaction検査、
歯医者は習っているのかというご質問に対しては、基礎(生化学)で習い、国家試験の範囲でもあります。
でも、虫歯や歯周病ほどは、どの歯科医も詳しくないのではないでしょうか。
② PCR検査(Plaque Control Record プラーク コントロール レコード)は、歯科医院では当たり前のようにやっています。これは、歯垢がどの程度ついているかの検査(チェック程度)です。どの歯のどの面についているか、それを歯科医師や歯科衛生士が記録することで、歯磨きの上手下手を判定するのです。
コツは、歯頚部(歯の根元と歯茎の境目)にプラークがついているかを見ないと意味がない、てところです。
・・・・・なるほど、と目からウロコのかたも多いのではないでしょうか。例えば 「歯科 PCR検査」などと検索すると、かなりの歯科医院でHPなど記載が多くPCR検査をやっているような錯覚にとらわれますが、それは②のPCRのことなのです。
歯科医院からすれば、PCRといったら、②に決まっているので、いちいち説明しないのでしょう。
もっと細かく申しますと、歯石を取るというのは歯周病の治療ですが、PCRの結果が悪すぎると、歯石をとる前に、歯磨き指導をするのが厳密には正しいのです。なぜなら、歯石をいくらとっても、磨けていなければイタチごっこで意味がないからです。
そんな考えの流派もあれば、モチベーションがつけばオッケイという考えもあり、考え方はひとつではありません。
にしても共通しているのは、決してコロナの検査、①のほうではない、ということです。
ちゃんとこれを書いている記載をあまりみないので、一応、老婆心ながら、かかせていただきました。
では、みなさん、ごきげんよう!